「事象のデザイン、全体最適へのフロー」
建築プロジェクトにおいて、知識や経験が少ない状況での判断や思い込みに基づいて進むケースは少なくありません。
それを可能な限り確実性の高いものへと導くために、まず最初にお客様のコンセプトや
計画内容を検証し、実現の可能性を確認することから始めます。
建物を創り上げるプロセスにおいては、しばしばトラブルや不透明感が生じます。
環境や制約条件、スケールや手順、技法や技量、素材やコストなど、複雑な要素が絡み合います。さらに、異なる立場の専門家が関与することによって感情や力学も絡んできます。
このような状況においては、違いやズレを見逃さず一つ一つ発見し、
一致への道筋を見つけるために、忍耐強いフローの調整が必要不可欠です。
メディアデザインは、有形無形の様々な事柄や刻々と変化するプロジェクトに対して
最善のアプローチとプロセスをデザインする仕事であり、
全体最適を実現するための重要なディレクションです。
運営・維持管理について
建物のライフサイクルと維持保全は、現代の社会情勢において重要なテーマです。
地球環境への意識が高まり、建物を長く使い続ける長寿命化が求められています。
そのためには、建物を建てる前から将来を考慮し、修繕や更新、改修に対応できる計画を立てることが必要です。
これをライフサイクル・マネジメントと呼びます。
私たちEL8 MEDIA DESIGNは、建築計画段階から竣工後までの
ライフサイクル・マネジメントを重視しています。
建物を長期間にわたって健全な状態で維持するために
維持保全計画をしっかり立てる事が重要です。
これにより、建物の価値を最大化し、持続可能な社会への貢献を目指します。